会議録のマスキングに不備、個人情報が閲覧可能に - 加東市
兵庫県加東市は、同市ウェブサイトに掲載していた一部の会議録において墨塗り処理に不備があり、記載部分を参照できる状態だったことを明らかにした。
同市によれば、農業委員会総会の議事録や交通安全対策委員会の委員名簿など、あわせて6件のPDFファイルにおいて不備が明らかとなったもの。非公開のため墨塗り処理が行われていた氏名や住所の部分が、特定方法により参照できる状態だった。
同市では黒塗り処理にあたり、文字を読み取れないよう手順を定めているが、手順に従って事務処理が行われていなかったという。二次被害などは確認されていない。
今回の問題を受け、同市では個人情報など非公開情報が含まれる場合は、アスタリスクによる記載に置き換え、情報が含まれないような形式で作成するよう職員にッ亭を図る。またやむを得ずマスキング処理を行う場合は、文字が読み取れないよう手順やマニュアルを見直すとしている。
(Security NEXT - 2023/10/17 )
 ツイート
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
メールを「CC」送信で学生のメアド流出 - 神戸外大生協
国内外子会社が相次いでサイバー攻撃の被害 - ジャノメ
京都市内で顧客預託書類632件を発見、経緯不明 - 日本郵便
プラネックス製モバイルルータ「ちびファイ4」に脆弱性
システム障害が発生、原因や影響を調査 - 黒金化成
「JVN iPedia」の脆弱性登録、2四半期連続で1万件超
「Docker Compose」にパストラバーサル脆弱性 - 修正版を公開
「Firefox」にセキュリティアップデート- UAF脆弱性を修正
資産管理製品「IBM MAS」に深刻な脆弱性 - 修正を強く推奨
製造業向けシステム「DELMIA Apriso」の脆弱性攻撃に注意 - 直近3カ月で3件
	
