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「Spring Framework」に複数の脆弱性、アップデートがリリース - 「同4.3.x」は再修正も

ウェブアプリケーションの開発フレームワーク「Spring Framework」に深刻な脆弱性が含まるとしてアップデートが提供されている。「同4.3.x」に関しては、当初の修正が不十分だったことも判明し、再修正が行われている。

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「Spring Framework」のウェブサイト

「同5.0.x」「同4.3.x」に複数の脆弱性が見つかったとして、Pivotal Softwareでは脆弱性を解消した「同5.0.5」「同4.3.15」を4月3日にリリース。

これらアップデートでは、リモートでコードを実行されるおそれがある重要度「クリティカル(Critical)」の脆弱性「CVE-2018-1270」を修正。

くわえて重要度「高(High)」のWindowsにおけるディレクトリトラバーサルの脆弱性「CVE-2018-1271」や重要度「低(Low)」の「CVE-2018-1272」など、あわせて3件の脆弱性に対処した。

(Security NEXT - 2018/04/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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