Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

悪質な「注文確認メール」を送りつける偽楽天に注意を - 情報盗む上にマルウェア感染

「楽天」になりすました偽メールでフィッシングサイトへ誘導し、アカウント情報をだまし取った上、さらにマルウェアに感染させようとする攻撃が確認された。

20180323_ra_001.jpg
誘導先のフィッシングサイト。パスワード使い回し防止を呼びかけるJPCERTコーディネーションセンターのキャンペーンバナーも含め、正規サイトからデザインが盗用されている(画像:フィ対協)

注意喚起を行ったフィッシング対策協議会によれば、攻撃者は、楽天市場内のショップで注文があったかのように見せかけるフィッシングメールを送信。

問題のフィッシングメールは、正規サイトにおいて注文を行った際に送信される受注確認メールとまったく同じ件名「【楽天市場】注文内容ご確認(自動配信メール)」だった。メール本文のデザインや記載内容など、正規のメールから盗用されており、問い合わせ先などのリンクからフィッシングサイトへ誘導する。

誘導先の偽サイトも、楽天の正規サイトを偽装。ログイン画面に似せたページよりユーザーIDやパスワードなどを入力、送信させた上、さらにアカウントをロックしたなどと画面で表示。詳細情報を確認するようクリックを求めるが、実際はマルウェアをインストールさせようとするものだった。

問題のフィッシングサイトは、3月23日の時点で稼働が確認されており、同協議会では閉鎖に向けてJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼。同協会や楽天では、類似した攻撃に注意するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2018/03/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

1月のフィッシング、報告数減となるもURLは増加
セキュリティトレーニングのKnowBe4が日本法人設立
2割弱の中小企業が被害経験 - 「攻撃対象となる可能性高い」6.2%
クレカ不正利用、被害者の6割弱が原因わからず
IPAが「10大脅威2020」を発表 - 「内部不正」「IT基盤の障害」など順位上昇
2018年「セキュリティ10大脅威」 - 注目高まる「サプライチェーン攻撃」
都内でフィッシングの動向や改訂GLの報告会 - フィ対協
2019年4Qのインシデントは減少 - フィッシングは増加
ドイツ政府が懸念する産業用制御システムの10大脅威とは
「7pay不正アクセス事件」は約6割が認知 - 「スミッシング」は3割届かず