マルウェア感染メールの割合が5カ月連続で上昇 - 「Necurs」復活が影響か
マルウェアの感染を目的としたメールの比率が、5カ月連続で上昇している。ウェブ経由の攻撃も微増した。
米Symantecが、同社における8月の観測状況を取りまとめたもの。
同月に同社が確認したマルウェアのあらたな亜種は5420万件。前月の5870万件を下回った。4月から4カ月連続で減少しているが、2016年12月の1950万件と比較すると、約3倍の水準となっている。
同社が遮断したウェブ経由の攻撃は、1日あたり124万1000件。前月の115万9000件を上回った。4月以降、5カ月連続で100万件を超えた状態が続いている。
(Security NEXT - 2017/09/12 )
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