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IPA、セキュリティ人材確保に向けたシンポジウム - エストニア元大統領や米サイバー軍元司令官も登壇

情報処理推進機構(IPA)は、セキュリティ人材の育成をテーマにした「IPAサイバーセキュリティシンポジウム2017」を2月8日に都内で開催する。

基調講演には、内閣官房情報通信技術総合戦略室政府CIO補佐官の根本直樹氏と、ベネッセインフォシェル代表取締役社長の丸山司郎氏を迎え、経営者が備えておくべきセキュリティ対策の教訓とITガバナンスの強化に関するトークセッションを実施。

また、デジタルエコノミーとサイバー空間のあり方をテーマにしたパネルディスカッションでは、エストニア共和国の元大統領であるToomas Hendrik Ilves氏と経済産業省サイバー国際経済政策統括調整官の森清氏がパネリストとして参加。

さらに日米における重要インフラ防護とサイバーセキュリティ人材の育成をテーマとしたパネルディスカッションでは、米国家安全保障局元長官でサイバー軍初代司令官を務め、現在IronNet Cybersecurityの最高責任者であるKeith B. Alexander氏や、Microsoftで政府セキュリティ政策・戦略チーム ディレクターを務めるAngela McKay氏、経済産業省サイバーセキュリティ・情報化審議官の伊東寛氏が登壇する。

そのほか、IoTのセキュリティや、産官学連携、最新の攻撃対策に関する後援やパネルディスカッションなどが予定されている。会場はベルサール東京日本橋で定員は800人。参加費は無料だが、事前登録が必要。講演内容の詳細や申し込みはイベントの案内ページから。

(Security NEXT - 2017/01/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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