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トラブル経験者の20人に1人が金銭的被害 - 被害額は2.3倍に

過去1年間に、パソコンにおいてセキュリティに関するトラブルを経験した20人に1人が、金銭的被害を受けていることがわかった。被害額は平均約12万5794円で、2015年の2.3倍に拡大している。

情報処理推進機構(IPA)が10月6日から12日にかけてインターネットで実施した意識調査により明らかになったもの。13歳以上のパソコン利用者5000人から回答を得た。

過去1年間に32.7%が情報セキュリティに関する被害やトラブルを経験。「知らない差出人から大量のメールが送られてきた」が13.5%で最多。「急にパソコンの動作が重くなったり、動かなくなったりした(10.4%)」「マルウェアに感染した(7.9%)」が続く。

一方、「被害に遭ったことはない」は42%で、2015年の45.8%から3.8ポイント減少した。また25.2%は、「被害に遭ったかどうかわからない」と回答。なかでもパソコンの習熟度が「レベル1」と低い利用者の割合が42.6%と、全体より17.4ポイント高い。

過去1年間に情報セキュリティに関する被害やトラブルを経験した1637人を対象に、対応について尋ねたところ、33.4%と3人にひとりは「何もしなかった」としており、2015年から7.5ポイント増えた。次いで「自力で対処(31.5%)」が多く、「家族、友人、知人に相談(15.3%)」「パソコンメーカーに相談(10.7%)」との回答も見られた。

また5%が金銭的な被害を受けたと回答。年代別では10代と20代が8%弱と平均を上回り、パソコン習熟度ではもっとも高い「レベル4」が8.7%と高い傾向が見られた。

金銭的被害額の平均は12万5794円で、2015年の5万4523円から7万1271円増。19.4%は被害額が10万円以上としており、2015年を9.1ポイント上回った。もっとも高額な被害は330万円に及んでいる。

(Security NEXT - 2016/12/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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