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「SECCON 2016」がスタート、決勝はふたたび「2日間」に

さらにSECCON実行委員会では、人材発掘や育成などを目的に、若年層や初心者を対象とした「CTF forビギナーズ 2016」や、女性などを対象とした「CTF for Girls 2016」といったイベントも開催していく。

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事業開始式へ登壇した田中氏(画面左)、竹迫氏(同右)

事業開始式に登壇したJNSA会長の田中英彦氏は、「セキュリティは従来から問題となっているが、今後さらに多くのものが接続されることとなり、重要インフラを含めて喫緊の課題となっている」と指摘。「SECCONが、社会を担う若い人への啓発となり、セキュリティ業界へ入るきっかけや、技術の向上につながることに期待している」と述べた。

また実行委員長を務める竹迫良範氏は、SECCONが目指す将来像について、定期的に大会を開催することで、大会を目指す自主的な活動が進むことを期待していると説明。

表彰など通じて表舞台で活躍したり、技術を磨く環境を提供しつつ、おとながフォローして倫理観など培いながら、社会に貢献したいと考える人材を育てていきたいと述べた。

(Security NEXT - 2016/06/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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