「CYNEXアライアンス」が発足、 産官学とデータの共同分析や人材育成を推進
情報通信研究機構(NICT)は、国内の産学官の組織が参画する「CYNEXアライアンス」を発足し、活動を開始した。
同機構では、2021年4月、サイバーセキュリティ分野における産学官の結節点となることを目指して、「サイバーセキュリティネクサス(CYNEX)」を設立。今回あらたに民間企業、政府機関、教育機関の組織が参画するアライアンスを発足し、4つのサブプロジェクト「Co-Nexus」を推進していく。
「Co-Nexus A(Accumulation & Analysis)」では、「NICTER」「STARDUST」「WarpDrive」などの観測機構によりデータを収集蓄積し、解析者コミュニティを醸成して共同分析を進める。また参画組織へ「次世代型STARDUST(STARDUST NxtGen)」の貸与なども行う。
「Co-Nexus S(Security Operation & Sharing)」では、高度なSOC人材の育成プログラムを提供。オンラインの自立学習コースや、CYNEXのSOC業務に従事するOJTコースなどを提供。国内における脅威情報の生成、提供、情報発信などを進めていく。
「Co-Nexus E(Evaluation)」では、国産セキュリティ製品のプロトタイプを導入。長期にわたる運用や検証を行い、フィードバックを提供することで、国産製品の創出や普及を支援。「Co-Nexus C(CYROP)」では、サイバーセキュリティ演習基盤「CYROP(Cyber Range Open Platform)」を開放し、参画組織では自社演習や学生向けの講義などに活用できる。
さらに今後も参画組織がアクセスできるサイバーセキュリティ情報を拡充していく予定。2023年度末をめどに、セキュリティ情報融合基盤「CURE」の開放なども計画している。
(Security NEXT - 2023/10/03 )
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