Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

マイナンバーシステムで連日障害 - 一部自治体で業務処理できず

マイナンバーの関連システムで連日障害が発生している。障害により一部自治体で個人番号カードを交付できないなど問題が生じており、地方公共団体情報システム機構(J-LIS)では、抜本的な解決に向けて対策を検討しているという。

同機構によれば、今回の障害は住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)とカード管理システムを中継するサーバの1台が不安定になっているもの。

20160127_jk_001.jpg
カード管理システムの構成(図:地方公共団体情報システム機構)

1月18日15時40分から19時、翌19日は8時30分から50分まで不具合が発生。さらに21日18時40分から19時、22日9時40分から50分、25日10時45分から11時25分と連日にわたり障害が生じ、その間一部自治体の端末で個人番号カードに関する業務を行えない状態となった。

不具合の原因となった中継サーバは住基ネットとカード管理システムの間に設置。複数設置しているうちの2号機の動作が不安定な状態で、カード管理システムに接続できる自治体数が制限されたという。

同機構では、問題のサーバを常時監視し、障害発生時に再起動する体制を構築。同月24日に中継サーバを1台増設するなど対応を進めているが翌25日にも再発した。25日は問題のサーバとファイアウォールを再起動したことで解決したという。

同機構では、根本的な解決に向けて早急に対応方法を検討するとしている。

(Security NEXT - 2016/01/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

マイナンバーカード盗難で職員3人を懲戒処分 - 横浜市
NTTコム、オフィス入退室や業務端末の認証にマイナンバーカード
2018年度上半期の個人情報事故報告は596件 - 特定個人情報は157件
スマホアプリとマイナンバーカードによる本人確認サービス - 凸版印刷
政府、自治体のセキュリティポリシーGLを改正 - マイナンバー関連事務やネット接続を強靱化
富士通、マイナンバーカードを活用したボランティア管理の課題調査を実施
マイナンバーを異なる法人へ誤送信、システム処理ミスで - 上越市
マイナンバー含む課税資料を一時紛失、通知遅延も - 川崎市
マイナンバー関連事故は374件、前年度から倍増 - 5件は「重大な事態」
マイナンバー業務で知った個人情報を不正利用、職員処分 - 横浜市