富士通ら、標的型メール攻撃のリアルタイム検知技術を開発
富士通と富士通研究所は、メールを用いた標的型攻撃をリアルタイムに検知する新技術を開発したと発表した。「やり取り型」の標的型メール攻撃も、効率的に検知するという。

やり取りを検知するしくみ(図:富士通)
今回開発した技術は、利用者の普段のメール送受信と、サイトへのアクセスなど前後の操作を関連付けたうえで学習し、通常と異なる不審な動作を標的型メール攻撃としてリアルタイムに検知するもの。
2種類の技術から構成されており、一方はメールの相手ごとにメールでのやり取りと、その後のウェブアクセスなどの操作履歴を関連付ける。同技術により、あるサイトからのダウンロードが特定の相手とのやり取りのなかで行われたものか判定する。
さらに、利用者の全操作履歴ではなく、一連のメールに関連付けられた操作履歴のみ学習し、異常をリアルタイムに検知する技術を開発した。異常検知に必要な情報量を10分の1以下に縮小し、数日に及ぶやり取り型の標的型メール攻撃の高速検知が可能であるという。
今後は検知可能な標的型メール攻撃の範囲を広げ、検知精度をさらに向上させたうえで、2016年度の実用化を目指している。
(Security NEXT - 2016/01/22 )
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