Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

東京外大生が大学に不正アクセス - フィッシングで他学生のパスワードなどを窃取

東京外国語大学の学生が、同大学の学務情報システムに不正アクセスしていたことがわかった。フィッシングにより他学生のアカウント情報を入手していたという。

東京外国語大学のウェブサイト
不正アクセスが判明した東京外国語大学のサイト

同大によれば、不正アクセスを行ったのは国際社会学部に在籍する学生。不正に入手したアカウント情報を用いて大学のシステムにアクセスしていたもので、10月29日に発覚した。

不正アクセスにあたり、同学生は同大システムを装ったフィッシングサイトを作成。10月24日から26日にかけ、同大教務課を騙って偽装サイトへ誘導するフィッシングメールを、国際社会学部を中心とする多数の学生に送信していた。

メールを受信した学生のうち、一部がフィッシングサイトにアクセスし、IDとパスワードを入力。同学生はこの手法で手に入れたアカウント情報を使い、学務情報システムに不正アクセスした。

同大学では、疑わしい通信を遮断し学生たちにパスワード変更を案内。窃取されたアカウント情報が悪用された形跡は確認されていないという。警察による捜査が進められており、同大では事件の全容解明については、捜査結果を待つとしている。

(Security NEXT - 2013/11/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

教職員29アカウントが乗っ取り被害、メール3500件を攻撃者へ転送 - 横浜市立大
職員のメールアカウントが詐取、メールが外部へ転送 - 富山県立大
客員教授のメールアカウントに不正アクセス、スパム送信の踏み台に - 京都薬科大
攻撃者がメール転送設定を変更、受信した個人情報が外部に - 立命館大
サイト改ざんで別サイトへ誘導 - 聖マリアンナ医科大東横病院
複数アカウントが迷惑メール送信の踏み台に - 東北工業大
不正アクセスで迷惑メールの踏み台に - 京都教育大
中部大でランサムウェア被害 - 不正ログイン後にインストールか
ファイア・アイ、アカデミックパッケージを刷新 - 全製品を対象に
教員の私用メールアカウントに不正アクセス、情報流出の可能性 - 滋賀県立大