ランサム感染でネットワーク遮断、授業は継続 - 宮学女大
宮城学院女子大学は、ランサムウェアの感染被害が発生し、ネットワークを遮断するなど対策を進めていることを明らかにした。
同大によれば、5月12日朝にサーバ1台が停止し、ファイルの拡張子や設定内容が改ざんされていることを確認。調査を行ったところ、ランサムウェアに感染していることが判明した。
別のサーバでもランサムウェアの感染被害が確認されたことから、感染や被害の拡大防止に向けてネットワーク全体を停止。学内外における通信を遮断しており、関連校における教務システムやポータルサイトを利用できない状態となっている。
外部協力のもと被害状況について調査を進めており、アクセスログなどを解析した後、ネットワークの復旧作業進めていく方針。
同法人のウェブサイトやメールは利用できる状態にあり、授業についても平常どおり実施するが、システムに依存する科目については代替手段などを活用していく。
また学内に持ち込むパソコンがマルウェアなどに感染していないか確認を徹底するよう求めている。
(Security NEXT - 2025/05/19 )
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