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JNSA、選挙に便乗する不審メールの情報を募集

日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)は、参議院選挙に関する不審メールを受け付ける窓口を設置した。7月31日まで受け付ける。

公職選挙法の改正により、インターネット上の選挙活動が解禁ったことを受け、関連するサイバーリスクについて調査を実施するもの。専用メールアドレスにて不審なメールをメール転送や添付ファイルとして受け付ける。

同協会では、サイバーリスクとして、選挙に関連したように見せかけて不審なファイルをメールの添付として送り付ける攻撃や、外部サイトへの誘導、なりすましによる献金の要求などを想定している。

提供を受けたメールは、統計資料として解析し、結果の公表や、会員企業におけるソリューション提供の基礎資料として活用する。サイバーリスクの研究が目的のため、選挙違反事例の収集や解析、摘発などは行わないとしている。

(Security NEXT - 2013/07/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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