Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

8月のフィッシング攻撃数、7月をピークに一服するも高水準

EMCジャパンRSA事業本部は、2012年8月に同社が観測したフィッシング攻撃の状況を取りまとめた。前月から約1万件の減少となった。

120925em_01.jpg
フィッシングの推移(グラフ:EMC)

8月のフィッシング攻撃は4万9488件。欧州金融機関に対する大規模攻撃が一段落したことから、5万9406件と過去最悪を記録した7月をピークに減少へ転じた。ただし、5万1906件の6月に次ぐ3番目に多い件数と高水準であることに変わりなく、引き続き注意が必要となっている。

フィッシング攻撃を受けた回数の割合を国別に見ると、前月に引き続きイギリスがトップ。前回から1ポイント減となる69%を占めた。米国が23%、カナダが2%で続く。

フィッシング攻撃を受けたブランドは、前月の242件から大きく上昇して290件。150件が6回以上の攻撃を受けている。ブランドの割合を国別で見ると、米国が26%、イギリスが13%で若干の上下はあるものの、前月から目立った変化はなかった。以下、オーストラリア、ブラジル、フランス、インドなどがひと桁台で続いている。

フィッシングサイトのホスト国の割合は、米国が大半を占めており、前月から1ポイント増となり80%に達した。2位以降は、カナダ(4%)、イギリス(3%)、ドイツ(2%)が続いている。

(Security NEXT - 2012/09/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

わずか6グループで偽ショッピングサイト2万件を設置 - APWGも脅威として定義追加へ
2017年のフィッシング報告は前年から減少 - 誘導先URLは1.7倍に
フィッシング報告数が2700件と高水準 - 「Apple」関連が約65%
検索可能なネット表層さまようアカウント情報約22億件 - 流出事故とも一致
フィッシング報告数、前月同様に高水準 - URLは16%減
減少傾向続く新種マルウェア、1カ月あたり4000万件割り込む - 1年間で半数以下に
フィッシング報告数、前月比約2.3倍に - 悪用URLの増加は限定的
フィッシングサイトのURLが前月比約1.2倍に - 悪用されるブランドも増加
マルウェア亜種の減少傾向続く - マルウェアメールの割合は上昇
精巧なネットバンクの偽アプリ、見た目で真偽の判断つかず