返戻金に関するデータ約40万件含むCD-ROMを紛失 - 損保ジャパン
損害保険ジャパンは、満期返戻金および解約返戻金に関するデータあわせて40万6632件を記録したCD-ROMを紛失したと発表した。
同社の事務本部ビルにおいて、顧客情報を記録した2枚のCD-ROMが所在不明となっているもの。2枚は同一内容で2011年5月にバックアップ用として作成されたが、2012年5月に保管状況を確認したところ、紛失していることが判明したという。
同ディスクには、積立型保険で2009年9月から2011年2月の間に満期返戻金を支払った契約26万1580件、および2005年4月から2008年3月の間に解約返戻金を支払った契約14万5052件に関するデータが記録されていた。契約者と請求者の氏名、証券番号、満期日、口座情報、返戻金額などが含まれる。
不正利用などの報告は確認されていない。同社では、本部内で誤って廃棄した可能性が高いとし、ディスク内のデータは専用の閲覧ソフトのみ読み取り可能であるとして、情報が外部へ流出するおそれは低いと説明している。
(Security NEXT - 2012/06/21 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
従業員が退職時に顧客情報を持出、転職先で使用 - プルデンシャル生命
個情委、人事労務サービスのMKシステムに行政指導 - 報告は3000件超
神戸市、個人情報の不正操作で職員処分 - 保険料増額の通知から発覚
組合加入事業所の個人情報を他社へ誤提供 - 土健保
案内メール誤送信で事業所担当者のメアド流出 - 協会けんぽ
組合員情報含むUSBメモリを紛失、データは暗号化 - 建設連合国保組合
個人情報含む診療報酬の返還に関わる書類を紛失 - 新潟県
手続き案内と勘違い、個人情報含むファイルを誤送信 - 高知労働局
委託先医療機関が他社の健診結果を誤送付 - ITS健保
代理店向けシステムのアクセス権限に設定ミス - Chubb損保