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マルウェアサイトを1日平均3325件検出 - シマンテックレポート

シマンテックは、10月におけるウイルスやスパムの検知状況について取りまとめた。ウイルスメールの45%には、「SpyEye」をはじめとするポリモーフィック型マルウェアが含まれていたという。

同社では、マルウェアがホストされている不正サイトを、10月に1日あたり3325件検出した。9月の3473件から縮小している。あらたにアクセスのブロック対象となったサイトの割合は43.9%だった。

ウイルス感染を目的としたメールの割合は0.42%。前月から0.11ポイント減少した。これらメールのうち、不正サイトへ誘導するリンクを含んだメールは20.1%で、前月から3.6ポイント上昇している。

「Bredolab」「Sasfis」「SpyEye」「Zeus」 といったポリモーフィック型マルウェアが添付されたメールは、全ウイルスメールの45.1%を占めた。9月の72%に比べれば、落ち着きを見せているものの、依然として高い水準を保っている。

(Security NEXT - 2011/11/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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