Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Oracle「PeopleSoft」に深刻なRCE脆弱性 - ただちに対応を

「PeopleSoft」向けの基盤ソフトウェア「PeopleSoft Enterprise PeopleTools」に深刻な脆弱性が判明した。利用者に対策を呼びかけている。

Oracleは現地時間2026年6月10日、定例外でセキュリティアドバイザリを公開し、脆弱性「CVE-2026-35273」について明らかにした。「Oracle PeopleSoft Enterprise Applications」の利用者も影響を受けるおそれがあるとし、注意を促している。

同脆弱性は、アップデート管理のコンポーネントに認証が欠如していることに起因。HTTP経由でアクセスできる場合、容易に脆弱性を悪用でき、同製品の稼働する環境を侵害し、乗っ取ることができるという。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.8」。重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

サポート中の「PeopleSoft Enterprise PeopleTools 8.62」「同8.61」において影響が確認されているが、サポートが終了した旧バージョンについても影響を受ける可能性があるという。

同社は優先度の高いリスクへの対策であると説明。同社が示した対応をただちに進めることを強く推奨している。

お詫びと訂正:本記事初出時の記載でパッチに関する言及がありましたが、Oracleでは対策を示しているものの、パッチに対する明確な言及を行っていないため、表現を見直しました。

(Security NEXT - 2026/06/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

管理甘い「家庭用IoT機器」、犯罪の踏み台に - 官民連携で対策へ
「Firefox 153」など公開、脆弱性を修正 - ESR版は重要度「クリティカル」
Oracle、四半期定例パッチを公開 - のべ1449件の修正実施
「Chrome」にアップデート - 「高」脆弱性12件に対処
Perl向けX.509証明書処理モジュールに脆弱性 - 更新版で修正
「WordPress」「Langflow」の脆弱性悪用に警戒を - 米当局が注意喚起
Adobe、アドバイザリ12件で脆弱性89件に対応
2017年以前のFeliCa一部ICチップに脆弱性 - 漏洩や改ざんのおそれ
「WordPress」に複数の脆弱性 - 連鎖でRCEのおそれ
Node.js向け解凍ライブラリにDoS脆弱性 - ディスク枯渇のおそれ