Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

NTTドコモの一部端末で迷惑メール設定に不具合

NTTドコモは、迷惑メール対策機能において一時不具合が発生し、対象ドメインの設定が正しく行えない状況が発生したことを明らかにした。

システムの不具合が原因で、メール表示画面からの「受信/拒否設定機能」より「ドメイン受信」や「ドメイン拒否」を設定しようとした際、不具合が生じたという。

具体的には、入力した8文字目以降が削除される問題があり、受診設定したメールが誤って拒否されたり、受診を希望しないメールが届く可能性があるという。

影響を受けるのは、2009年度冬春モデル以降の対応機種で、7月15日や7月17日から7月21日までの一部時間帯において設定を行った場合。iモードやMydocomoの迷惑メール対策設定機能については問題なかった。

同社では今回の問題を受け、利用者の意向と異なるドメイン設定がされている場合は、iモードセンターにて正しいドメインへ修正を実施した。また利用者に対して、設定内容を確認するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2011/07/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

従業員メルアカに不正アクセス、スパム踏み台に - 組込機器メーカー
メールサーバがフィッシングメールの踏み台に - 広済堂HD子会社
テスト用アカウントに不正アクセス、スパム踏み台に - 出水市
主要上場企業のDMARC導入が加速 - 本格運用はドメイン全体の5%未満
メールアカウントに不正アクセス、スパム踏み台に - TRE HDグループ会社
日本のDMARC導入率13%、米豪と大きな差 - NRIセキュア調査
デジタル庁かたる不審電話 - 「電話を強制的に止める」と不安煽る
メルマガ登録者情報が流出、犯行声明メールも - 大阪の楽団
フィッシングURLが急増 - 4割近くが「Cloudflare Workers」のドメイン
JPAAWG、GoogleやYahooの「大量メール送信規制」で緊急イベント