約6万件のスパム、森林研究所メルアカが不正利用 - 富山県
富山県は、富山県農林水産総合技術センター森林研究所のメールアカウントが不正利用され、意図しない大量の迷惑メールが送信されたことを明らかにした。
同県によれば、同研究所の職員が4月23日朝に大量のエラーメールが届いていることに気づき問題が発覚。
調査を行ったところ、同研究所のメールアカウントを不正に利用され、同月20日から23日にかけて、海外サーバから約6万件の迷惑メールが不特定多数に送信されていたことが判明した。
メールの文面は英語で、投資を勧誘する内容が記載されていた。返信先の多くはマレーシアのドメインを含むメールアドレスとなっていたという。
同県では、同月23日9時45分ごろにメールアカウントの不正使用を停止。メールアカウントのパスワードを強化するなど対策を講じた。その後、迷惑メール送信は確認されていない。
今回の問題を受けて、原因や情報流出などの影響を引き続き調査している。外部メールサーバにおけるマルウェア感染などは確認されていない。不正使用されたメールアカウントは廃止するとしている。
(Security NEXT - 2025/05/08 )
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