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ウイルス検出数は同水準ながらも、「ワンクリック詐欺」が過去最悪を更新 - IPAまとめ

情報処理推進機構(IPA)は、2009年11月のウイルスや不正アクセスに関する届け出状況をまとめた。増加傾向にあった偽セキュリティ対策ソフトは減少する一方、「ワンクリック不正請求」の相談件数が過去最悪を記録している。

レポートによれば、11月のウイルス検出数は約7万件で、10月の約7万件とほぼ同水準となった。同日中に発見した同種のウイルスを1件とカウントする届出件数は1140件で、10月の1210件から5.8ポイントの減少を見せた。

検出数の1位は「Netsky」で約6万2000件、2位は「Mydoom」で約3200件、3位は「Mytob」で約2200件と、順位に変化はない。また「Autorun」が約640件で4位に入ったほか、届出件数ランキングでも前月と変わらず3位を占めており、リムーバブルメディア経由で感染するウイルスが依然として広がっている。

また、9月に急増を見せた偽セキュリティ対策ソフト「FAKEAV」は減少しており、11月には増加する以前の水準まで戻った。しかし特定期間に急増する傾向があり、今後も増加傾向に転じる可能性があるとして、不審なメールや添付ファイルには注意を怠らぬよう同機構では求めている。

不正アクセスの届出件数は11件で、10月の21件から半減した。そのうち6件で被害が発生しており、内訳は侵入1件、なりすまし5件だった。不正アクセスに関する相談件数は34件で、そのうち被害のあったものは14件だった。

侵入被害は、SSHで使用するポートへのパスワードクラッキングによる不正アクセスを受け、他サイトを攻撃するための踏み台にされていたというものだった。またなりすまし被害については、オンラインゲームや中古車販売サイトで本人になりすまし、サービスを利用されていたというケースだった。

11月に同機構へ寄せられた相談件数は2315件で、過去最多件数となった。その原因として考えられるのが、「ワンクリック不正請求」の増加。903件の相談が寄せられ、過去最悪を記録した10月の793件を大きく上回った。また「偽セキュリティソフトの押し売り」行為に関する相談も6件で、前月と同数の相談が寄せられている。

(Security NEXT - 2009/12/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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