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2008年下半期の情報セキュリティ技術の動向を取りまとめ - IPA

情報処理推進機構セキュリティセンターの情報セキュリティ技術動向調査タスクグループは、2008年下半期における情報セキュリティに関連した技術動向について報告書を取りまとめた。

2008年末に同タスクグループで情報セキュリティに関連する分野の動向について討議を行い、参加委員が各動向について読者にIT技術者を想定した報告書を取りまとめたもの。

今回報告書に盛り込んだのは、「セキュリティ機能の移行技術」「DNSSEC技術」「SYSLOG技術」「セキュアOS」「テンポラリファイルの扱い」「ウイルス」「ダークネット観測の技術」「IPsec関連技術の標準化」「Resource PKI」「アイデンティティ管理技術」の10分野。

ウイルスの動向では、USBメモリ経由で感染するウイルスの動向について言及したほか、インターネットの基盤的な技術として、DNSSECやResource PKIといった話題を取り上げた。またアイデンティティ管理としてOpenID周辺の話題なども取り上げた。

情報セキュリティ技術動向調査(2008 年下期)
http://www.ipa.go.jp/security/fy20/reports/tech1-tg/index2.html

情報処理推進機構(IPA)
http://www.ipa.go.jp/

(Security NEXT - 2009/03/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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