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Stormボットネットが壊滅、一方でウェブ経由の感染危険は過去最高

Stormボットネットが大幅に減少したことがわかった。メッセージラボが、4月に同社が観測したセキュリティ情報を取りまとめたもので、現在は当初規模の5%ほどだという。

マルウェア除去ツールが功を奏したもので、同社によると200万台まで拡大していたと見られるStormボットネットが、約10万台規模まで縮小したという。

4月のスパムが占める割合は、前月からほぼ横ばいの73.5%で、フィッシング攻撃も0.05%増加の0.49%といずれも大きな変化はなかったものの、Stormボット経由で配信されるメールは57%減少した。

一方、ウェブベースのマルウェアは、新規に登場したものが36.1%に達し、前月から23.3%増加。同社では、不正プログラムへ感染するおそれがあるウェブサイトを1日あたり平均1214件特定しており、過去最悪の状況だったという。

また、Yahoo!のSMTPサーバを利用し、スパムメールを送信する新たな技術を特定。4月に観測したスパムの1%だが、SMTPサーバと送信ドメイン認証技術を使用しており、従来の技術ではブロックが難しいと警告を発している。

(Security NEXT - 2008/05/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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