Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

一太郎の脆弱性を狙うウイルスが再び出現 - アドバイザリを公開

ワープロソフト「一太郎」シリーズの脆弱性を悪用したウイルスが確認された。ジャストシステムでは、セキュリティアドバイザリを公開、アップデートモジュールは現在作成しているという。

一太郎の脆弱性を悪用するウイルスは先月にも発見されたが、別の脆弱性が見つかったもの。不正に改ざんされた一太郎文書を読み込むと任意のコードが実行され、パソコンが第三者に操作される危険性があるという。同社では、不審なメールに添付されたファイルなどは開かないよう、注意を呼びかけている。

9月28日時点では「一太郎2006」への影響が確認されており、他のシリーズについては順次確認中としている。同社では、セキュリティベンダーの協力のもと、脆弱性を解消するアップデートモジュールは現在作成中としている。

(Security NEXT - 2006/09/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

2024年1Q、フィッシングサイトが増加 - サイト改ざんやスキャン行為は減少
サードパーティ製ソフトに起因する脆弱性7件を修正 - Atlassian
先週注目された記事(2024年4月14日〜2024年4月20日)
「MS Edge 124」がリリース、脆弱性17件を修正
「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
メールの誤送信で学生のメアドが流出 - 都住宅供給公社
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「サポート詐欺」で1000万円の被害 - ネット銀を遠隔操作
狂犬病予防接種会場で強風により申請書が飛散 - 京丹後市
開示したNPO法人事業報告書で墨塗り漏れが判明 - 山口県