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NTTドコモ、FOMA交換機の設定ミスにより通信料を誤請求

NTTドコモグループ9社は、FOMA交換機の設定ミスにより、ショートメッセージサービスの送信料を誤って請求していたことが判明したと発表した。

同社によれば、受信不可能な状態の受信者へメッセージを送信した場合、交換機において送信を受け付けないように設定すべきところを、送信を受け付けるように設定していた。そのため、本来なら送信料金が発生しない通信において、料金を請求していたという。同事象は、2001年5月30日から2005年2月18日まで発生していた。

同社では、利用記録が残っている2004年11月7日以降の利用分については、利用記録に基づき対象となる通信料を返還する。それ以前の記録が残っていない利用分については、ユーザーからの申し出をもとに、利用状況を確認のうえ返還するとしている。

(Security NEXT - 2005/07/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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