Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

マルウェア画像のFAX送信で受信端末乗っ取る「Faxploit」 - 複合機踏み台にネットワーク攻撃のおそれも

電話回線を通じて細工したファックス文書を送信するだけで、受信端末のメモリ上に不正なプログラムを展開できる攻撃「Faxploit」が明らかとなった。ファックスの通信プロトコルに起因し、複合機など多数機器が影響を受けるおそれがあるという。

米Check Point Software Technologiesのセキュリティ研究者が8月に開催されたDEFCONで発表したもの。

多くのファクス機器で採用されている通信プロトコルの脆弱性を悪用することで攻撃が可能だとしている。

標的となるファクス番号に対し、電話回線を通じて細工した画像データを送信することで、受信側の機器にバッファオーバーフローを生じさせる手法で、マルウェアをメモリ上に展開できることを一部機器で確認した。

20180911_cp_002.jpg
受信端末で悪意あるファックスを受信し、制御を奪われたところ(研究者が公開した動画より)

(Security NEXT - 2018/09/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Exchange Server」にゼロデイ攻撃 - アップデートは準備中、緩和策の実施を
「FFmpeg」に脆弱性、悪意あるmp4ファイルでコード実行のおそれ
OLAP対応データストアの「Apache Pinot」に脆弱性
機密情報管理の「HashiCorp Vault」に脆弱性 - アップデートを
「PHP 8.1.11/7.4.32」が公開に - 複数の脆弱性を解消
WAFルールセット「OWASP CRS」に深刻な脆弱性 - 「ModSecurity」とあわせて更新を
モジュール型WAF「ModSecurity」がアップデート - セキュリティ上の複数問題へ対処
Google、「Chrome 106」をリリース - セキュリティ関連で20件の修正
XMLパーサーのライブラリ「libexpat」に深刻な脆弱性
Forcepoint DLPにXXE脆弱性 - 複数製品に影響