2017年4Qの脆弱性登録は3719件 - 「Android」が最多、「tcpdump」も上位に
情報処理推進機構(IPA)は、2017年第4四半期における脆弱性データベース「JVN iPedia」の登録状況を取りまとめた。あらたに3719件が登録され、累計件数は7万8410件となった。

2017年第4四半期の登録状況(表:IPA)
「JVN iPedia」は、国内のソフトウェア開発者が公表した脆弱性情報をはじめ、脆弱性情報ポータルサイト「JVN」の公開情報や米国立標準技術研究所(NIST)による脆弱性データベース「NVD」の公開情報を収録するデータベース。2007年4月より公開されている。
2017年第4四半期にあらたに登録された脆弱性情報は3719件。前四半期の3695件を上回った。内訳は、国内製品開発者による登録情報が10件、「JVN」の掲載情報が213件、「NVD」の情報が3496件。
登録開始からの累計登録件数は7万8410件。英語版には39件の登録があり、累計1836件となった。
登録された脆弱性の種類を見ると、これまでの傾向と変わらず「バッファエラー」が715件で最多だった。次いで「クロスサイトスクリプティング(398件)」「情報漏洩(371件)」「認可、権限、アクセス制御(299件)」「不適切なアクセス制御(253件)」と続く。
製品別では、「Android」が254件で最多。次いでLinuxの「Debian」が95件、パケットキャプチャの「tcpdump」が88件で続いた。上位20製品のうち8製品がOSで、PDFの閲覧、編集ソフトが4製品入っている。
また、同四半期に登録された産業制御システム関連の脆弱性情報は73件。累計登録件数は1263件となった。

脆弱性情報が登録された上位20製品(表:IPA)
(Security NEXT - 2018/01/26 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「MongoDB」に脆弱性「MongoBleed」 - 「PoC」公開、早急に対応を
メール転送エージェント「Exim」に脆弱性 - 「クリティカル」評価も
「Apache NiFi」の「Asana」連携の一部処理にRCE脆弱性
ワークフローツール「n8n」に今月3件目の「クリティカル」脆弱性
「IBM API Connect」に認証回避の脆弱性 - 暫定修正を提供
Fortinet「FortiOS」既知脆弱性の悪用を確認 - 認証回避のおそれ
Atlassian、前月更新で脆弱性46件を修正 - クリティカル9件含むも影響は限定的
NVIDIAのAI基盤「NeMo Framework」に複数脆弱性 - 修正版が公開
「Trend Micro Apex One」のEDR機能に脆弱性 - パッチは2026年1月に公開
約4万件の脆弱性から分析、2025年の危険な「脆弱性タイプ」トップ25
