Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

カスペ、Linux向けセキュリティ対策製品に新版 - ブート領域やメモリ上のマルウェア検知が可能に

カスペルスキーは、法人向けLinux用セキュリティ対策ソリューション「Kaspersky Endpoint Security 10 for Linux」英語版の新版を提供開始した。

同製品は、Linuxを利用するエンドポイント向けのセキュリティソリューション。新版では、ワークステーションにくわえてサーバも保護の対象となった。「Red Hat Enterprise Linux 7.3」「CentOS 7.3」などの最新OSをサポートしている。

スキャンの対象をディスクブート領域とプロセスメモリへ拡張。ブート領域とメモリ上に潜むマルウェアの検知が可能になった。またインストールやアップデート時にLinuxサーバを再起動する必要がなくなったほか、同社のクラウド基盤を活用した脅威の保護に対応している。

最小構成となる10クライアントで利用した場合、価格は3万4992円から。

(Security NEXT - 2017/07/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Chrome」にゼロデイ脆弱性、詳細は調整中 - アップデートで修正
「Chrome 143」を公開 - 重要度「高」4件含む脆弱性13件に対応
MFA基盤管理製品「RSA AM」にセキュリティアップデート
「LogStare Collector」に複数の脆弱性 - 最新版へ更新を
「Chrome」のスクリプトエンジンにゼロデイ脆弱性 - 修正版が公開
NECのHAクラスタソフト「CLUSTERPRO X」に深刻な脆弱性
「Dell Data Lakehouse」が脆弱性145件を修正 - 深刻な脆弱性も
「Chrome」のスクリプトエンジン「V8」に脆弱性 - 修正版を公開
「React Native CLI」に脆弱性 - 外部よりコマンド実行のおそれ
「Chrome」のアップデートが公開 - 脆弱性5件に対応