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「Chrome 139」が公開、12件のセキュリティ修正 - 重要度「中低」のみ

Googleは現地時間2025年8月5日、ブラウザの最新版となる「Chrome 139」をリリースした。複数の脆弱性を修正している。

WindowsおよびmacOS向けに「Chrome 139.0.7258.67」「同139.0.7258.66」、Linux向けに「同139.0.7258.66」をリリースしたもの。

今回のアップデートではセキュリティに関する12件の修正を行った。CVEベースで8件の脆弱性へ対処したことを明らかにしている。

重要度が4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」、2番目に高い「高(High)」とされる脆弱性はなかった。

「Use After Free」の脆弱性「CVE-2025-8576」「CVE-2025-8578」、実装不備の脆弱性「CVE-2025-8577」など重要度が「中(Medium)」とされる脆弱性3件や、「低(Low)」とされる5件に対応している。

(Security NEXT - 2025/08/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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