「Chrome」のスクリプトエンジンに複数脆弱性 - アップデート公開
Googleは現地時間2025年7月22日、「Chrome」のセキュリティアップデートを公開した。
WindowsおよびmacOS向けに「Chrome 138.0.7204.169」「同138.0.7204.168」、Linux向けには「同138.0.7204.168」をリリースしたもの。
今回のアップデートでは3件のセキュリティに関する修正を実施。重要度が4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性はなかった。CVEベースで2件の脆弱性に対処したことを明らかにしている。
「CVE-2025-8010」「CVE-2025-8011」のいずれも、スクリプトエンジン「V8」における型の取り違えの脆弱性。同じ研究者から同月9日に報告を受けたという。重要度は4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とした。
同社では今後数日から数週間かけて順次アップデートを展開していく予定。
(Security NEXT - 2025/07/23 )
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