Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

VMwareの一部製品に「Dirty COW」の脆弱性

VMwareの複数製品に、「Dirty COW」の脆弱性が存在することがわかった。同社は一部製品向けにアップデートの提供を開始している。

「VMware Identity Manager」「vRealize Automation」「vRealize Operations」の一部バージョンに、ローカル環境のLinuxカーネルにおいて、別名「Dirty COW」としても知られる権限昇格の脆弱性「CVE-2016-5195」の影響を受けることが判明したもの。

同社は、重要度について4段階中、上から3番目の「重要(Important)」にレーティング。「vRealize Operations」の一部バージョンに対してアップデートの提供を開始しているが、「Identity Manager」や「vRealize Automation」や「vRealize Operations」の一部バージョンへの提供については「未定」となっている。

(Security NEXT - 2016/11/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Array AG」狙う攻撃、関連する複数IPアドレスを公開 - IPA
Ruby向けSAML認証ライブラリに深刻な脆弱性 - 最新版へ更新を
「Array AG」にCVE未採番の脆弱性 - 8月に国内で悪用被害
米当局、「ArrayOS AG」脆弱性など2件を悪用リストに追加
Synology製NASに複数脆弱性 - 情報漏洩やDoSのおそれ
「Avast Antivirus」macOS版に脆弱性 - RCEやDoSのおそれ
「MS Edge」にアップデート - 脆弱性14件を解消
「Langflow」に未修正脆弱性、緩和策を - 報告者「修正が後回し」
深刻な「React」脆弱性、米当局が悪用に注意呼びかけ
解析ライブラリ「Apache Tika」に深刻なXXE脆弱性 - コア部分も更新を