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VMwareの一部製品に「Dirty COW」の脆弱性

VMwareの複数製品に、「Dirty COW」の脆弱性が存在することがわかった。同社は一部製品向けにアップデートの提供を開始している。

「VMware Identity Manager」「vRealize Automation」「vRealize Operations」の一部バージョンに、ローカル環境のLinuxカーネルにおいて、別名「Dirty COW」としても知られる権限昇格の脆弱性「CVE-2016-5195」の影響を受けることが判明したもの。

同社は、重要度について4段階中、上から3番目の「重要(Important)」にレーティング。「vRealize Operations」の一部バージョンに対してアップデートの提供を開始しているが、「Identity Manager」や「vRealize Automation」や「vRealize Operations」の一部バージョンへの提供については「未定」となっている。

(Security NEXT - 2016/11/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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