不要となった機密書類からあらたな紙をオフィス内で生産できる新技術
セイコーエプソンは、使用済みの紙を材料にあたらしい紙を生産できる小型オフィス製紙機「PaperLab」を開発した。2016年内の商品化を目指している。
![20151202_se_001.jpg](/images/1512/20151202_se_001.jpg)
小型オフィス製紙機「PaperLab」
同製品では、使用済みの紙を綿のような細長い繊維に加工。繊維化した材料に結合素材を用いて紙を作成する。使用済みの紙を入れてから約3分で1枚目の紙を生産。1分間に約14枚を作成できるという。
また「Dry Fiber Technology」により、生産にあたり水は不要。紙厚や色、香りなど必要な紙を作成できる。
同製品により、オフィス内で文書を完全に抹消し、あらたな紙を再生できるため、裁断作業や廃棄のために外部へ持ち出す必要なく、組織内部で紙資源のリサイクルを実現するという。
(Security NEXT - 2015/12/03 )
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