Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

イグアス、標的型攻撃のファイルを無害化する「防人」のアプライアンスサーバを発売

イグアスは、メールの添付ファイルを無害化するアプライアンスサーバ「防人アプライアンス」を提供開始した。

同製品は、ネットエージェントが開発する標的型攻撃メール対策ソリューション「防人」と日本IBMのx86サーバ「IBM System x」を組み合わせたアプライアンス製品。

メールに添付されたファイルをJEPGファイルに変換して表示するため、添付ファイルに悪用コードなどが埋め込まれたファイルであっても、安全に中身を確認することができる。

さらに本文中に含まれるリンク先URLの内容を画像で表示することが可能。受信したメール本文中に送信元の国情報および送信ドメイン認証情報を表示するほか、不正な場合は送信元が詐称されていることを警告する。添付ファイルの原本が必要な場合は、再送要求リンクをクリックすることで入手できる。

価格は、3年間の保守費用込みで300ユーザー版が414万2145円。500ユーザー版が613万8195円。エスアイインフォジェニックを通じて販売し、2015年までに60社へ導入することを目標に展開していく。

(Security NEXT - 2013/06/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Outlook」にゼロデイ脆弱性、MSが悪用確認スクリプトを用意
「10大脅威」の解説資料が公開 - 自組織に応じた対策を
VPN経由でランサム攻撃 - 多要素認証の一時停止中に侵入
正規の「リモート管理ソフト」が攻撃者のバックドアに - 米政府が警戒呼びかけ
「情報セキュリティ10大脅威 2023」 - 組織は「ランサム」が引き続き首位
2022年4Qインシデント件数は減少 - ウェブ改ざんなど減少
取材や講演会依頼装う標的型攻撃 - 「コロナで中止」とつじつま合わせ
ランサム身代金、FBIは支払いに否定的ながらも一定の理解
年末年始に向けてセキュリティ体制のチェックを
Veeam製バックアップ製品を狙う脆弱性攻撃が発生 - 早急に対処を