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子育て応援システムで個人情報の誤登録や消失が判明 - 滋賀県

滋賀県は、協賛企業の割引サービスを受けられる「淡海子育て応援団事業」において、会員情報の誤登録による漏洩や、会員情報の消失が発生したことを公表した。

同県によれば、3月25日にメールアドレスを登録している会員7064人に対し、IDやパスワードなどの登録情報をメールで送信したが、会員より、ログインすると他人の登録情報が表示されるとの指摘があったという。調査したところ、県の台帳に3人の情報を誤って登録していたことが判明した。

「淡海子育て応援団システム」は、3月25日にシステムのリニューアルを終えたばかりで、同県では、システムを停止して調査を実施。5986件は問題なかったものの、1074件については申込情報が消失しており、登録情報との照合が行えない状態であることがわかったという。

誤登録が発生した原因については現在調査を進めており、判明次第公表する。情報が消失した1074人に対しては書面で事情の説明と謝罪を行い、再登録を依頼するとしている。

(Security NEXT - 2013/04/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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