税関の入国者申告データが消失 - アプリ改修作業のエラー対応ミスで
神戸税関は、高松空港税関支署において、入国者が提出した行政文書のデータが消失したことを明らかにした。すでに処理を終えており、再提出などは不要だという。
同税関によれば、誤って削除されたのは、1月1日から同月21日までに、高松空港に到着した入国者のうち、QRコードを用いて税関へ申告を行った1516人に関する「携帯品・別送品申告書」のデータ。
2月13日に申告データの整理や確認を行っていたところ、滅失していることが判明した。
1月20日、21日に入国者の通関申告データなどを扱う端末においてアプリケーションの改修作業を実施。処理したデータをサーバへ移動する作業などもあわせて行っていたが、作業中にエラーが発生し、対応手順を誤ったことからデータが消失した。
データの移行がバックアップ作業の一環でもあったため、バックアップは存在しないという。
(Security NEXT - 2024/03/01 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
市内全世帯向けデジタル金券の配送中に一部紛失 - 太田市
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
「不正ログイン」相談が約1.5倍 - 「偽警告」は関係者逮捕で減少するも限定的
Apple、「iOS 26.1」「iPadOS 26.1」を公開 - 56件の脆弱性を解消
ランサム攻撃でシステム障害が発生、影響など調査 - エネサンスHD
Apple、脆弱性を修正した「iOS 18.7.2」「iPadOS 18.7.2」を公開
一部サーバでランサム被害、バックアップ削除も - 新報国マテリアル
日英、IoT製品セキュラベル制度「JC-STAR」「PSTI法」で相互承認
「Django」にSQLiやDoS脆弱性 - 修正版をリリース
動画配信「バンダイCH」が一時停止 - 「意図せぬ退会」発生

