高校でPC更新時に生徒の個人情報を消失 - 広島県
広島県教育委員会は、県内高校で教職員用パソコンの更新を行ったところ、パソコン内に保存されていた生徒の個人情報が消失したことを明らかにした。
同県教委によれば、11月7日に同校で教職員用パソコンを更新した際、パソコン内に保存されていた生徒306人分の小テストの結果データを消失したという。
データには生徒の氏名、出席番号、小テストの点数が含まれる。復元できない方法でデータを完全に消去したとしており、外部流出のおそれはないとしている。
同校では生徒に説明するとともに書面で保護者に謝罪した。生徒に不利益が生じないよう対応するとともに、校内で扱うデータの管理を徹底するとしている。
同県では、県立学校を対象に教職員用パソコンの更新を予定しており、今回の問題を受けて職員向けのポータルサイトで個人情報保護に関する注意喚起を掲載。再発の防止を図るとしている。
(Security NEXT - 2024/12/25 )
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