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新生児訪問指導票などを誤廃棄か、再利用段ボールで保管 - 船橋市

千葉県船橋市は、中央保健センターにおいて、妊産婦と新生児の個人情報が含まれる一部公文書が所在不明となっていることを明らかにした。誤廃棄した可能性が高いとしている。

同市によれば、妊産婦と新生児あわせて1104人分の「新生児訪問指導票・報告書」と、妊婦7人分の「妊婦訪問指導票・報告書」、新生児238人分の「看護サマリー綴」を紛失したもの。2021年度の書類で5年間の保存期限を迎えていなかった。

問題の書類のうち、支援が終了した14人、市外へ転出した6人の新生児20人分に関しては、コピーなども保存しておらず、消失したという。

2月26日に文書が見当たらないため調査を行ったところ、2023年7月25日に文書を廃棄した際、廃棄年度を十分しておらず、混入に気づかず焼却廃棄した可能性があることが判明した。

これら書類は再利用した紙おむつの段ボール箱で保存されており、箱の側面に文書名や廃棄年度を直接マジックで記載していた。

同市では今回の問題を受け、公文書については専用の文書保存箱を使用し、保存期間が満了した文書を廃棄する際は「文書廃棄目録」と照合を行うなど対策を講じ、再発を防止するとしている。

(Security NEXT - 2024/04/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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