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アズビル、インフラや制御システム向けマルウェアセンサーを発売

アズビルは、サイバー攻撃やマルウェア感染を検知するセンサー「VISUACT-V」を販売開始した。

同製品は、電力やガス、水道、交通管制センターといった重要インフラや、工場で利用する制御システム向けのマルウェアセンサー。同社とグループ会社であるセキュリティフライデーが開発した。

同社によれば、同製品はネットワーク上や稼働中のシステムへ設置可能で、既存マルウェアだけでなく、未知のマルウェアによるゼロデイ攻撃を検知することができるという。

また制御システムに侵入したマルウェアを確保し、取り出す機能を備えており、マルウェアの研究や対策にも活用できる。

同社では、同製品の投入により2013年度に3億円、3年後に10億円の売上を見込んでいる。

(Security NEXT - 2012/12/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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