「WatchGuard Firebox」の深刻な脆弱性、PoC公開で悪用リスク上昇
WatchGuard Technologiesのセキュリティアプライアンス製品「WatchGuard Firebox」に深刻な脆弱性が見つかった問題で、概念実証「PoC」が公開された。今後脆弱性が悪用されるリスクが高まっており、関係機関なども利用者に対策を促している。
同製品にOSとして搭載されている「Fireware OS」では、VPN接続を行う「ikedプロセス」においてリモートから任意のコードを実行されるおそれがある脆弱性「CVE-2025-9242」が9月に判明している。
共通脆弱性評価システム「CVSSv4.0」のベーススコアは「9.3」、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。同社ではアップデートをリリースするとともに回避策についてアナウンスしていた。
同脆弱性に関しては、現地時間2025年10月16日にセキュリティベンダーより、実証コード(PoC)をはじめとする詳細情報が公開されており、より脆弱性の悪用がしやすい状況となっている。
JPCERTコーディネーションセンターは、2025年10月21日の時点で同脆弱性の悪用は確認されていないものの、脆弱性を悪用した攻撃の増加が懸念されると指摘。
同社製品は国内でも広く導入されており、利用者に対して、ベンダーより発信されている情報を確認して、アップデートの実施など脆弱性への対策を講じるよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2025/10/21 )
ツイート
PR
関連記事
「M365 Copilot」にオープンリダイレクトの脆弱性 - すでに修正済み
「Apache ActiveMQ」にRCE脆弱性 - 悪用が確認され「KEV」にも登録
「MOVEit WAF」に検知回避の深刻な脆弱性 - 早急な対策を
「Progress Kemp LoadMaster」に複数脆弱性 - 修正版を提供
「Firebird SQL」に深刻な脆弱性 - 修正版が公開
「Java SE」にセキュリティ更新 - 脆弱性11件を修正
ログ分析基盤「CrowdStrike LogScale」に深刻な脆弱性 - 修正版へ更新を
米当局、脆弱性8件の悪用確認 - 4件は3日以内の緊急対応求める
「SKYSEA Client View」などに権限昇格の脆弱性 - 修正を呼びかけ
「Junos OS」などに脆弱性 - 運用スクリプトを許可する環境に影響
