Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

患者情報138件含むUSBメモリがひったくり被害に - 九州大学病院

九州大学の大学院生がひったくりに遭い、同大病院の患者138人の個人情報が保存されたUSBメモリが盗まれたことがわかった。

11月1日20時40分ごろ、大学院生が徒歩で帰宅していた際、バイクに乗った2人組にUSBメモリが入った鞄ごとひったくられ、持ち去られたもの。

被害に遭ったUSBメモリには、免疫抑制剤を服用中の患者138人の氏名、患者番号、性別、生年月日、内服量、処方医の氏名、入院と外来の区別などの情報が記録されていた。

学会発表のため同院に提供を依頼した情報で、USBメモリにパスワードなどは設定されていなかったという。同大学では対象となる患者に、説明と謝罪の書面を送付している。

(Security NEXT - 2012/11/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

職業性曝露事故の関係者情報含むUSBメモリが所在不明 - 秋田大病院
患者画像など所在不明、調査で持出も判明 - 富山大病院
新人教育で使用するUSBメモリを紛失、内部に評価表 - 砂川市立病院
大学病院の患者情報含むUSBメモリが所在不明 - 兵医大
患者の個人情報含む書類を院内チラシラックに - 近畿大病院
学会資料に関する患者情報含んだUSBメモリが所在不明に - 山口大病院
患者情報含むファイルをサイトに誤掲載 - 確認不十分で
研究員がバス停に置き忘れノートPCを紛失 - 大阪公立大
患者情報含むノートPCが盗難被害 - 東京女子医科大病院
患者情報含む書類を紛失、誤廃棄の可能性 - 日大付属板橋病院