学会掲載論文の図表に患者の個人情報 - 神奈川県立病院機構
神奈川県立病院機構は、神奈川県立循環器呼吸器病センターの医師らが投稿し、学会のウェブサイトに掲載された論文において個人情報が閲覧できる状態だったことを明らかにした。
同センターによれば、2025年6月20日に学会ウェブサイトへ掲載された論文に個人情報が含まれていたもの。同年11月3日に同センターの医師が気づいた。
付録図表として貼り付けていた一部のグラフが、編集機能を利用することで患者の個人情報を含む元データを閲覧できる状態だった。学会ページの閲覧は、学会員や有料購読契約者に限定されるとしている。
対象となるのは、2009年から2023年12月までに、同センターで過敏性肺炎と診断された患者107人で、氏名、ID、生年月日、身長、体重、喫煙歴、治療歴、検査結果、経過などが含まれる。
付録図表は、PowerPoint形式のファイルにExcelで作成したグラフをコピーして貼り付けたものだったが、Excelの機能を十分に認識しておらず、個人情報が閲覧できることへ気がついていなかったという。また投稿時に個人情報が含まれていないか十分なチェックが行われていなかった。
同センターでは、学会に付録図表の差し替えを依頼し、11月5日に図表が個人情報が閲覧できないPDF形式に差し替えられた。対象となる患者に対して謝罪を行っている。
(Security NEXT - 2025/11/21 )
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