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フィッシング報告が約7割減 - 2年ぶりに5万件台

フィッシング攻撃で悪用されたURLは1万7073件。前月の5万822件から約66.4%減少した。1日あたり約609.8件のURLが確認されている。

前月から「Basic認証」やランダムサブドメイン名が含まれるURLが大きく減少する一方、同じホスト名で異なるパラメーターを指定したURLが多く確認されたという。「docs.google.com」「sendgrid.net」といった正規サービスを悪用してフィッシングサイトへ誘導する手口や、「amazonaws.com」を使用するケースも多く見られた。

悪用されたトップレベルドメインを見ると、「.com」が約45.7%でもっとも多い。「.com」に「.cn(約29.7%)」「.cfd(約19.3%)」をあわせると、全体の約94.5%にのぼる。

さらに「.net(約1.6%)」「.top(約1.1%)」「.shop(約0.7%)」「.xyz(約0.3%)」「.help(約0.3%)」をあわせると全体の約98.4%を占めた。

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フィッシング攻撃に悪用されたブランドの件数推移(グラフ:フィ対協の発表をもとに独自に作成)

フィッシング攻撃で悪用されたブランドは96件。前月の108件を下回った。カテゴリとしては「クレジット、信販関連」が22件、「通信事業者、メールサービス関連」が12件、「証券関連」が11件、「金融関連」が8件、「オンラインサービス関連」と「EC関連」が各7件となっている。

具体的なブランドでは「マネックス証券」をかたるケースが約23.9%で最多、「Amazon」が約11.7%と次いで多かった。「VISA」「三井住友カード」「Apple」をくわえた上位5ブランドで全体の約52.5%にのぼる。1000件以上の報告があったブランドは15件で、これらで全体の約75.1%を占めている。

(Security NEXT - 2026/03/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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