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フィッシング報告が約7割減 - 2年ぶりに5万件台

2026年2月におけるフィッシング攻撃の報告件数は、前月から約71.8%減と大幅に縮小し、2年ぶりに5万件台となった。悪用されたURLの件数も約66.4%減となっている。

フィッシング対策協議会によれば、2月のフィッシング攻撃の報告件数は5万7096件。前月の20万2350件から約71.8%減となり、2024年2月以来、2年ぶりに5万件台となった。1日あたり約2039.1件の報告が寄せられている。

大幅に減少した背景としては、1月末に海外で行われたレジデンシャルプロキシやボットネットの無力化対策が影響したと見られ、2026年1月27日以降、報告数が大幅に減少。

くわえて2月中旬のいわゆる「旧正月」にあたる期間についても、報告数が前月と比較して8割から9割減と目立って減少が見られた。ただし同期間を明けてからは再びフィッシングメールの配信が増加傾向にある。

報告に多く見られた業種としては、「クレジット、信販関連」が約27.8%で最多。「証券関連」が約27.6%と僅差で並ぶ。

さらに「EC関連(約21.0%)」「航空関連(約4.0%)」「配送関連(約4.0%)」「電気、ガス、水道関連(約3.3%)」「交通関連(約2.9%)」「決済関連(約2.3%)」「オンラインサービス関連(約2.2%)」と続いた。

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フィッシング攻撃に関する報告やURLの推移(グラフ:フィ対協の発表をもとに独自に作成)

(Security NEXT - 2026/03/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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