Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

SNS関連の脅威が増大、43%がフィッシング被害 - ソフォスレポート

ソフォスは、2010年のセキュリティ脅威や2011年の予測を取りまとめた。SNSに関する脅威の増加が目立っており、最大の脅威として2010年9月にTwitter上でまん延したワームを挙げている。

同社では今回のレポートをまとめるにあたり、SNSユーザーに対しセキュリティ脅威に関するアンケートを実施。1273人より回答を得た。

結果によると、回答者の40%がSNS経由でマルウェアなどを送られていたほか、67%がスパムを受信していた。また43%がフィッシング攻撃を受けており、2009年以降約2倍に増加したという。

回答者の82%は、最大のセキュリティリスクを「Facebook」と回答しているが、同社では2009年9月にTwitter上でまん延したワーム「onMouseOver」を、最大のセキュリティ事件と位置づけている。

(Security NEXT - 2011/01/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

2020年度の国内WAF市場、前年度比15.9%増
2020年のフィッシング、3分の2が「HTTPS」対応 - 12月には半数超に
2025年のセキュリティサービス市場は1兆円超に - IDC予測
SaaS型セキュ対策が活況 - アプライアンスは需要後退
2019年の情報ガバナンスコンプライアンス市場は440億円 - 伸び悩む「DLP」
2019年の標的型攻撃対策製品市場は約460億円 - 5年後には1.5倍に
クラウドセキュリティ市場、高成長を予測 - IDC Japan
2018年度の国内セキュ市場、前年度比12.5%増 - JNSAまとめ
セキュ市場、SaaSが二桁成長 - オンプレミス低迷
PW設定に問題あるIoT機器、年間2249件に注意喚起