サポート詐欺で遠隔操作ツールをインストール - 和歌山の休日診療所
有田周辺広域圏事務組合は、同組合が運営する有田地方休日急患診療所において、パソコンの使用中にサポート詐欺に遭ったことを明らかにした。
同組合によれば、2025年9月7日にマイナ保険証確認機器でエラーが発生。事務用パソコンでエラーコードの内容を確認する調査を進めていたところ、いわゆる偽警告によるサポート詐欺の被害に遭った。
パソコン上に警告画面が表示され、警告音が鳴り続ける状況に陥り、サポートセンターをかたる画面内の電話番号へ連絡。電話口の人物は、マルウェアに感染したパソコンがロックされているなどと説明。解除するためとの説明にだまされ、指示に従い遠隔操作ツールをインストールしてしまったという。
第三者による遠隔操作は約20分にわたり行われ、オンラインバンキングの情報なども聞き出そうとしていた。
問題の端末内部には、診療所従事者や患者120人に関する氏名、住所、電話番号、生年月日、メールアドレス、口座番号、医籍等登録番号、抗原検査結果などが保存されている。
(Security NEXT - 2025/12/05 )
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