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都委託先でサポート詐欺被害 - 個人情報流出のおそれ

東京都は、産業労働局の業務委託先従業員がサポート詐欺の被害に遭い、個人情報が外部に流出した可能性があることを明らかにした。

同局によれば、「TOKYO 特定技能Jobマッチング支援事業」の業務委託先であるパソナの従業員が、2025年9月16日16時過ぎに業務以外の目的でパソコンを利用していたところ、不正アクセスの被害に遭ったという。

パソコンを操作できなくなり、画面に表示された電話番号と連絡を取って、相手方の指示に従い画面を操作したり、入力などを行った。

その後、対応方法の確認も含め、報告を受けた上長は、組織内部の無線ネットワークからパソコンを遮断し、通話も切るよう指示。被害状況について調査を実施した。

同月18日17時ごろ、データやファイルの外部送信は確認されなかったが、第三者がファイル表示画面を閲覧した形跡があることが判明。同日18時45分ごろ、都に報告を行った。

(Security NEXT - 2025/09/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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