アスクル、手動出荷を試験運用 - 一部医療介護顧客で開始
アスクルは、ランサムウェアを用いたサイバー攻撃を受け、受注や出荷ができない状況が発生した問題で、試験的に一部顧客に対する商品出荷を開始した。従来システムは稼働しておらず、手動による対応だという。
同社では倉庫管理システムが復旧する目処は立っておらず、同システムを用いることなく、ファックスを活用して手動により出荷するスキームをあらたに構築。2025年10月29日より試験的に運用を開始した。
都内の新木場物流センターおよび大阪市内にあるASKUL大阪DCで、「コピー用紙」「ペーパータオル」「トイレットペーパー」「ゴミ袋」など37品目を扱う。
今回の試みでは、B2Bサービスを利用する医療機関や介護施設の一部顧客による注文へ対応するとしており、対象顧客へ個別に連絡を行った。
同社は試験運用の結果を検証した上で、対象となる顧客や商品数について順次拡大していきたい考え。進捗状況については今後も継続して告知していく。
なお、サイバー攻撃により倉庫管理システムが停止した影響は、子会社ASKUL LOGISTの顧客企業にも広がっているが、今回実施する試験運用については対象外となる。
(Security NEXT - 2025/10/30 )
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