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F5にサイバー攻撃 - 未公開の脆弱性含む機器関連情報が流出

同社は今回の問題を受けて、外部セキュリティベンダーと協力し、調査やインシデント対応を進めている。内部ネットワークにおける脅威の封じ込めについては成功したとの考えを示した。

第三者のレビューも踏まえ、ソフトウェアのソースコード、開発環境、署名プロセスなどの改ざんなどはないことを確認したとしている。

同社は開発環境のアクセス制御強化やネットワーク防御の見直しを実施するとともに、同社製品「BIG-IP」「F5OS」「BIG-IP Next for Kubernetes」「BIG-IQ」「APMクライアント」向けのアップデートをリリースした。

あわせて同社製品におけるシステムの強化についてベストプラクティスを公開。「F5 iHealth診断ツール」にチェック機能を追加し、製品利用者に活用を呼びかけている。

くわえて「SIEM」との統合や監視に関するガイダンスを提供し、「SIEM」に対する「BIG-IP」のイベントストリーミングを有効にすることを推奨している。

(Security NEXT - 2025/10/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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