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シフト管理SaaSに攻撃、従業員情報が流出 - スターバックス

スターバックスコーヒージャパンは、同社が利用する外部サービスがサイバー攻撃を受け、同社従業員に関する個人情報が外部へ流出したことを明らかにした。

同社によれば、パナソニックグループでパナソニックコネクトの傘下にあるソフトウェアベンダーのBlue YonderがSaaSとして展開するシフト作成ツール(Workforce Management)で扱った情報が流出したもの。

データ転送システム上に保存されていたデータが外部の第三者から受けたサイバー攻撃の影響で流出した。2025年5月29日にBlue Yonderが同社に対して、2024年12月に発生したサイバー攻撃の影響で個人情報が被害に遭った可能性があり、調査中であるとの報告があったという。

2025年6月20日に最初のサンプルデータを受け取り、従業員情報110人に関する情報であることをスターバックスでは確認。7月29日にほかにも流出データが存在するとの連絡を受けていた。

9月9日にBlue Yonderより追加のデータ提供があり、社内データとの照合によって同社従業員に関する個人情報約3万1500人分であることを確認。対象件数については暫定的な数字としており、調査を継続している。

(Security NEXT - 2025/09/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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