ニッケがサイバー攻撃被害 - ダークウェブで流出情報を確認
日本毛織(ニッケ)は、サイバー攻撃を受け、従業員や顧客に関する個人情報が外部へ流出したことを明らかにした。
同社サーバが第三者によって侵害されたことが判明したもの。8月6日に管理権限を持つアカウントによる不審なログインを検知。翌7日に複数サーバ上に脅迫文が保存されていることを確認した。
同社では同アカウントのパスワードを変更するとともに無効化。外部協力のもと調査を進めていたが、8月21日22時半過ぎに窃取されたデータがダークウェブ上に公開されていることを確認した。
対象となるデータには、従業員や退職者、採用応募者、グループの取引先顧客に関する個人情報が含まれる。具体的な件数については調査を進めているが、あわせて数千件規模にのぼると同社では見ている。
具体的には同社従業員の氏名、性別、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス、銀行口座情報、人事情報、身分証記載情報、要配慮個人情報などが含まれる。
(Security NEXT - 2025/09/10 )
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