サイバー攻撃で顧客情報が流出した可能性 - 三浦工業
ボイラー製造などを手がける三浦工業は、第三者よりサイバー攻撃を受けた問題で、顧客や従業員に関する個人情報が外部へ流出した可能性があることを明らかにした。
同社では、2025年8月14日に同社ネットワークが海外グループ会社を通じて侵害を受けたことを確認。システムで障害が発生したことを受け、復旧作業を行うとともに外部協力のもと調査を進めている。
調査の結果、輸出管理に関する情報や配送関連の情報、グループ会社に関する従業員の情報が流出した可能性があることが判明した。
具体的には、輸出管理に関する情報として企業名や住所、電話番号など含む顧客情報4577件のほか、最終的な需要者となる契約先の名称や住所など16万1383件。
配送先の法人顧客2万112件、個人顧客5537件については、名称や住所、電話番号など含まれる。いずれも最大件数としている。また同社グループ会社の従業員の氏名、社員番号、社用電話番号も対象となり、件数の確認を進めている。
攻撃を受けた影響で、顧客向け一部サービスが提供できない状態となっていたが、同月16日に復旧。また、同月21日には、業務で使用する社内ネットワークの障害についても一部を除いて回復した。完全復旧に向けて引き続き対応を進めていくとしている。
(Security NEXT - 2025/08/28 )
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